筋トレの理論

筋トレの理論

負荷設定のところで話した筋肉の超回復について、ここではもう少し詳しく説明します。


まず、「筋肉」というものは「筋繊維」という細い糸が何本も集まったものです。

その筋肉に負荷をかけると、細い糸の一本一本が動かされることになります。

細い糸の中には、負荷に耐えられず切れてしまうものもあります。


この時に思い出してもらいたいのが、骨折したときの骨の様子です。

きちんとした処置を行えば、骨折した箇所は以前より太くなって癒着するのです。

これと同じことが、筋繊維の一本一本に対しても当てはまります。

一度切れてしまった筋繊維は、二~三日後には以前より太くなって回復するのです。

太くなった筋繊維は、以前より切れにくくなります。

このため、結果として筋肉量が増え、より重たいものでも持てるようになるわけです。

これが筋トレを行う際に筋肉内部で起こる「超回復」ということになるわけですね。


注意してもらいたいのが、不適切な負荷をかけて筋トレを行ってしまうと、

全ての筋繊維が満遍なく鍛えられないということです。

例えば、二の腕を鍛えるときにウェイトを持って上下運動させる場合、

軽いもののほうが何度も上下運動するのには向いていますが、

それだと使われていない筋繊維はいつまでたっても元のままなんです。


そのため、回数は少なくてもなるべく重いウェイトを持った方が、

筋トレとしては正解なのです。

間違った運動を100回こなすよりも、正しい運動を10回こなした方が効果的です。

これは、どの部位を鍛えるトレーニングにも当てはまることなので、

しっかりと覚えておいてくださいね。


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